バカが教えるバカ英語

英語だけは偏差値30前後の学校ビリから最高で91.7まで上がったものの、英語以外は今でもバカのまま。英語以外は参考になりません。

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I have a pen. の I は「私(わたし)」ではありません

   

本当の本当の基本から行きましょう。

今回は I です。

 I と言えば、今はやっぱり

I have a pen.

I have a pen.

I have an apple.

ummm

Apple pen!

って、あれです。

英語の I は「私(わたし)」ではありません

英語の授業で、 I は「私(わたし)」だと教えられます。

でも、それは英語を学んでいく上では、邪魔になってしまいますし、Iは「私(わたし)」ではありません。

英語の I は英語の I でしかありません。

どういうことかと言うと、日本語の「私(わたし)」も I なら、「僕」も I です。「私(わたくし)」も I ですし、「俺」も I です。

Google翻訳で I を日本語に訳すと、

  • あたし
  • 小生
  • 拙者
  • 吾輩
  • 我輩
  • 私儀
  • 乃公
  • 愚生
  • 手前
  • 本員

と出てきます。すごい数ですね。

英語では自分のことを表す単語は I ですが、日本は場面に応じて色々な単語を使い分けます。日本語を勉強するのなら「拙者」とか「我輩」とかも覚えるのは意味がありますが、英語の勉強ではその必要はありません。

 I だけでOK。 I は自分のことを表す英語の単語です。

英文を日本語に翻訳や通訳しなければならない時だけ、前後の関係から様々な日本語に置き換える必要がありますけど、英語を読む時にはそんな必要はありません。

でも、学校で I は「わたし(私)」って習ってしまうので、英語を読む時に、

I am a boy.

を、

  • I
  • a boy
  • am

と分解して、

  • I:私は
  • a boy:少年
  • am:です

と頭の中で置き換えながら読んでいると思います。

でも、 a boy と少年なので、「私」ではなく「僕」の方が適切かも知れませんし、これが猫だったら「我輩」かも知れません。

それって凄くめんどくさいし、疲れますよね。

それなら、 I を「私」や「僕」や「我輩」って置き換えるのは止めて、ありの~ままの~ I で受け入れてしまいましょう!

英文で I が出てきたら、頭の中で日本語に置き換えるのは止めて、

自分のことを言っているんだな

とぼんやり思ってください。

最初は、「自分のことを言っているんだな」という言葉(内言語)が頭の中に浮かぶと思いますが、できる限り言葉の形にならないように意識してみてください。そうすれば、そのうち I は I として受け入れられるようになってきます。

  •  I have a pen.
  •  I am a boy.
  •  I am a girl.
  •  I am tall.
  •  I am hungry.
  •  I am angry.
  •  I am young.
  •  I am old.
  •  I am Japanese. 
  •  I am tired.
  •  I am happy.
  •  I am sad.
  •  I am mad.
  •  I am glad.
  •  I am sorry.
  •  I am I.

どうですか? I の部分を「私(わたし)」って頭の中で日本語に置き換えずに、 I のままで流すことができたらOKです。

 I を見ると条件反射のように「私(わたし)」って言葉が頭に浮かんで来てしまいますが、それが浮かばなくなるまで練習してみてください。すぐにはできないかも知れませんが、必ずできるようになりますので、焦らず練習してくださいね。

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