バカが教えるバカ英語

英語だけは偏差値30前後の学校ビリから最高で91.7まで上がったものの、英語以外は今でもバカのまま。英語以外は参考になりません。

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You are so beautiful. の you は「あなた」ではありません。

      2016/10/27

だって「あなた」は日本語ですから。

you と聞けば「あなた」と思ってしまうあなた。

学校の勉強としては間違っていません。

You are so beautiful. (  )はたいへん美しい。

の(  )を埋めよ、と言われたら、「あなた」と書くのが正解です。学校とか受験とかではね。「君」でもいいですけど。でも、今時「君」なんて、ちびまる子ちゃんの花輪くんくらいしか言わないでしょうね。

まぁ、それは置いといて、you は何なのか?

過去記事「I have a pen. の I は「私(わたし)」ではありません」を読んでくれた方はお分かりだと思います。

you は you でしかありません。

英語の you は「英語の you」であって、日本語の「あなた」や「君」ではありません。ただ、翻訳するとすれば

  • あなた(たち)
  • 君(たち)
  • お前(ら)
  • 貴様(ら)
  • あんた(たち)

を当てはめることになる訳ですが、

  1. you を聞く
  2. 頭の中で、あなた(たち)、君(たち)、お前(ら)、貴様(ら)、あんた(たち)などの中から適当なものを検索
  3. 検索結果、最も妥当と思われる訳語を想起する

という複雑な処理をやっていては、文全体を理解する前に回路が焼き付きそうなほどの負荷がかかるはずです。

You are so beautiful.

という短い文であっても、

  • you
  • are
  • so
  • beautiful

と4つの単語が組み合わされていて、それぞれの単語を頭の中で検索するだけではなく、それぞれの組み合わせが妥当かどうかを検証することまでしなければならないのは本当に大変な作業です。

あなた とても 美しい
あなたたち 非常に きれいな
それほど 申し分のない
君たち そんなに 立派な
お前   素晴らしい
お前ら   素敵な
貴様   あざやかな
貴様ら    
あんた    
あんたたち    

10×4×7=280

全部で280通りも組み合わせが存在しています。

総当りはしていないと思いますが、頭の中でそれぞれの単語を検索して、その組み合わせを検証する作業はかなりの負荷がかかります。

でも、

You are so beautiful.

You are so beautiful.

でしかありません。

頭の中でごちゃごちゃ考えることは止めて、

You are so beautiful.

You are so beautiful.

のままで頭にすっと入ってくるまで繰り返して唱え続けてください。

ルー語って結構英語の習得には適していると思います

最近では小池知事もルー語で喋っていますが、ルー語は英単語を英単語のまま理解して使ってしまうという点で、英語習得に凄く向いています。

You are so beautiful.

ユーは、ソービューティホーだねー。

ってふざけているようですが、英語に慣れるにはソー・グッドだと思います。

ジャニさんも「ユー」と言っていますが、ジャニさんがどこまでルー語をマスターしているのか分かりませんが、相手を指すのに「ユー」以外は使わない徹底さは見習うところがあります。

ただ、一般の私達が日常生活でルー語を使い続けるのはちょっと抵抗があると思いますので、実際に口には出さずに、頭の中で

  • ユーは、ソービューティホーだねー。
  • それはトゥーイージーだね。
  • ドッグがランしている。

とか、頭の体操位のつもりでつぶやいてみるのも悪くありません。

因みにラインのアカウントでルー語に変換ができるアカウントがあります。

ルー語 LINE

LINE QRコード

ラインのアカウントがない方には、PC用のサイトもあります。

「ルー語変換」(別のページが開きます)

暇な時に、頭の中で是非ルー語をつぶやいてみてください。

最終的には英語でつぶやいたり、英語で考えたりする訳ですが、その過程でルー語で考えることは必ずプラスになります。

※個人的な感想ですが、小池知事のルー語は鼻持ちならない感じがして嫌いです。

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